4月20日
REBEL MOON - パート2: 傷跡を刻む者 | Rebel Moon - Part Two: The Scargiver (2024)
3.2/5.0 ザック・スナイダー監督作品のファンなので、前篇を観賞した時に感じた、世界観・演出・キャラクターに対する既視感と不安を払拭してくれることを期待して、公開初日に観賞した。 黒澤明の「七人の侍」に強くインスパイアされたと監督本人が発言している通り、虐げられた農民と...
4月15日
フォールアウト | Fallout (2024)
3.9/5.0 このドラマの原作となるゲームシリーズのユーザではないながら、その世界観やトーン&マナーがすごく自分好みだったことと、製作者のジョナサン・ノーランに注目していることもあり、公開日を楽しみに待ち一気に観賞した。...
3月7日
SISU / シス 不死身の男 | SISU (2022)
3.9/5.0 これまでほとんど観たことがないフィンランド映画で、前評判も高かったので期待して観たが、期待以上の面白さだった。 時代は第二次世界大戦末期、舞台のほとんどは荒野で、華々しさも賑やかしもないストイックな作劇。...
2月25日
ザ・クリエイター / 創造者 | The Creator (2023)
4.3/5.0 監督・脚本のギャレス・エドワーズに注目しており、このオリジナル脚本のSF映画にも大きく期待しながら鑑賞した。 監督が影響を受けたであろう過去SF映画達が様々なシーンから分かりながらも、それらがただ参照されているだけではなくマッシュアップされてひとつの物語にな...
2月23日
REBEL MOON - パート1: 炎の子 | Rebel Moon - Part One: A Child of Fire (2023)
3.7/5.0 ザック・スナイダー監督作品のファンなので、楽しみに待って公開初日に観賞した。 監督本人が公式に発言している通り、もともとは「スター・ウォーズ」シリーズの完全新作として書かれた物語がベースになった、しかも黒澤明監督の「七人の侍」に対するオマージュがはっきり分か...
2月23日
マーベルズ | The Marvels (2023)
3.4/5.0 MCUの他作品、特にエンドゲーム以前のそれらと比較すると世間の評価が低くなることには納得してしまうが、主人公3人の俳優達の演技は人間味があって魅力的で、アクション演出も新鮮で面白かった(法則やロジックが少し緩いと感じたけれど…)。...
2月23日
キングスマン: ファースト・エージェント | The King's Man (2020)
3.6/5.0 20世紀初頭の欧州で起きた史実や実在人物が登場しながら、主人公や悪役達の物語がそれに関連していく脚本が巧みだった。 マシュー・ヴォーン監督の作品としては比較的奇抜な画づくりや突飛な設定が少なめだったけれど、安定感のある演出は健在で、とても面白く観ることができ...
2月23日
タイラー・レイク -命の奪還 2- | Extraction 2 (2022)
3.6/5.0 前作で顕著だった長回し (的な) 演出と、クリス・ヘムズワースの屈強な肉体による説得力のあるアクションは今作でも健在で、徹底的に準備されたであろう演出の設計に驚かされた。 ストーリーはあってなきようなものだけれど、この作品はストーリーよりもアクション演出の追...
2月23日
タイラー・レイク -命の奪還- | Extraction / Out of the Fire (2020)
3.6/5.0 アクション演出の設計にもの凄く力が入った作品で、主演のクリス・ヘムズワースの身体演技がしっかりとそれに応えており、見応えのある映画だった。 緊張感が途切れない長回し (的な) 演出も見事だけれど、画と同じぐらいに、銃器の発砲音や衝突音等の音の演出にも相当なこ...
2月20日
ラ・ジュテ | LA JETEE (1962)
4.6/5.0 伝説的SF映画とも言われるこの作品の、ほぼ全篇をモノクロスチル (静止画) の連続性とナレーションだけで構成するという演出に唯一無二ともいえる芸術性の高さを感じた。 あえて何もかもは見せない、聞かせない、説明し過ぎないことによって、映画というフレームの外の世...