8月16日
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY | Birds of Prey: And the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn (2020)
3.1/5.0 主演とプロデューサーを兼任するマーゴット・ロビーをはじめ、主要キャラクター・監督・脚本家といった作品の中心的な部分が女性達で構成されている、DC映画シリーズに属する映画の中でもやや異色の作品。 同映画シリーズはリブートされることが決定済で、リブート前に公開さ...
5月23日
第9地区 | District 9 (2009)
4.7/5.0 自分が最も注目している映画監督のひとり、ニール・ブロムカンプの長編映画デビュー作で、何度も観返すほど大好きな作品。 ニール監督の自主制作SF短篇の世界観設定がベースになっていて、ピーター・ジャクソンにその潜在的な才能を見出され、同氏が製作にも関わっている。...
4月5日
タイム・トゥ・ラン | Bus 657 (2015)
4.0/5.0 隠れた良作という評判を読んで観賞したが、脚本にも演出にもしっかり見どころがあり、楽しい映画体験ができた。 主人公はカジノで働くディーラーで、やむにやまれぬ事情で大金が必要になり、カジノの金庫からの現金強奪という犯罪に手を染めることになるのだが、そこに至るまで...
3月1日
コード・エイト Part II | Code 8 Part II (2024)
3.2/5.0 シリーズ1作目に掘り出し物的な面白さがあったのでこの続篇も期待しつつ観たが、1作目の方が良かったかなあと感じてしまった。 X-MENの設定にも通ずる、超能力者が不当に虐げられている世界というSF的設定が、今回は脚本や物語にあまり活かされていなかったところがや...
2月29日
バッドランド・ハンターズ | Badland Hunters (2024)
3.6/5.0 冒頭から終劇まで安定感のある面白さで、茶目っ気のある笑いどころも含めて楽しみながら鑑賞した。 序盤で何箇所か微妙に演出が軽いかなと感じるところがあり、ハードな世界観とこの軽妙さのギャップでコント的にならないかなと不安になったが、全体を通して観れば些細なことか...
2月23日
イコライザー THE FINAL | The Equalizer 3 (2023)
3.8/5.0 シリーズものの3作目としてどのような作劇になるのか期待して鑑賞したが、前作までとはまた違った舞台設定で、新鮮に観ることができた。 作中ほとんどのシーンがイタリアのある小さな街の出来事で構成されており、目まぐるしく舞台や風景が変わったりはしないが、その街の歴史...
2月23日
ジョン・ウィック: コンセクエンス | John Wick: Chapter 4 (2023)
3.7/5.0 ガンアクションの演出を革命的に進化させたシリーズながら、4作目ともなるとさすがにネタ切れになるのではと少し気になっていたが、何をどうやったらこんな描き方が発想できるんだろうと思ってしまうような斬新な画づくりの連続で、驚かされた。...
2月23日
タイラー・レイク -命の奪還 2- | Extraction 2 (2022)
3.6/5.0 前作で顕著だった長回し (的な) 演出と、クリス・ヘムズワースの屈強な肉体による説得力のあるアクションは今作でも健在で、徹底的に準備されたであろう演出の設計に驚かされた。 ストーリーはあってなきようなものだけれど、この作品はストーリーよりもアクション演出の追...
2月23日
タイラー・レイク -命の奪還- | Extraction / Out of the Fire (2020)
3.6/5.0 アクション演出の設計にもの凄く力が入った作品で、主演のクリス・ヘムズワースの身体演技がしっかりとそれに応えており、見応えのある映画だった。 緊張感が途切れない長回し (的な) 演出も見事だけれど、画と同じぐらいに、銃器の発砲音や衝突音等の音の演出にも相当なこ...
2月23日
バクラウ 地図から消された村 | Bacurau (2019)
2.9/5.0 事前に入れていた情報で期待し過ぎてしまっていたのか、想像を遥かに越えるような展開はなく、少し残念だった。 ブラジルという国家の歴史的な背景があっての風刺的・寓話的な脚本なのだろうと感じ、その演出意図も理解できるが、自分は乗り切れなかった。...
2月20日
ザ・キッチン | The Kitchen (2023)
2.3/5.0 俳優として注目しているダニエル・カルーヤの脚本・監督作品ということで、どんな物語が描かれるのか期待して鑑賞した。 個人的には面白いなと感じるシーンや演出がいくつかあったけれど、映画作品としてはやや完成度が足りていないように感じた。...
2月20日
コード・エイト | Code 8 (2019)
3.6/5.0 あまり観たことがなかったカナダのSF映画なので、期待と不安半分ずつで鑑賞した。ハリウッド映画のような景気のいい爆発やスペクタクルはほとんどなかったが、世界観や脚本、登場人物達の背景がしっかり実直に作られていて最後まで面白く観ることができた。...